PR

【国試頻出】内分泌系ホルモン総まとめ|覚え方のコツと頻出問題解説(後編)

解剖学
解剖学
この記事は約8分で読めます。
スポンサーリンク
スポンサーリンク

【国試頻出】内分泌系ホルモン総まとめ|覚え方のコツと頻出問題解説(後編)

前編では内分泌系の基礎と国試頻出ホルモンTOP10を学びました。後編では、各臓器ごとのホルモンをさらに詳しく解説し、覚え方のコツもたっぷりお伝えします。実習や国試で必ず役立つ内容なので、最後まで一緒に学んでいきましょう!

かず学長
かず学長
後編では、ホルモンを臓器別に整理して覚えていくで!この方法やと、めっちゃ頭に入りやすいんや。ゴロ合わせも紹介するから、楽しみにしといてな!

前編の復習:絶対に押さえるべきポイント

前編のおさらい

  • 内分泌系は血液中にホルモンを分泌して体の機能を調節
  • 血糖値を下げるホルモンはインスリンだけ
  • 血糖値を上げるホルモンは複数ある(グルカゴン、成長ホルモン、コルチゾール、アドレナリン、甲状腺ホルモン)
  • バソプレシン=抗利尿ホルモン=尿量を減少させる

臓器別ホルモン詳細解説

①視床下部・下垂体:ホルモン調節の司令塔

視床下部と下垂体は、内分泌系の中枢として他のホルモン分泌を調節しています。視床下部を「社長」、下垂体を「部長」、他の内分泌腺を「社員」と考えるとわかりやすいです。

部位 ホルモン名 主な作用
視床下部 放出ホルモン 下垂体前葉ホルモンの分泌を促進
抑制ホルモン 下垂体前葉ホルモンの分泌を抑制
下垂体前葉 成長ホルモン(GH) 成長促進、血糖値上昇
プロラクチン 乳汁産生(作る)
ACTH(副腎皮質刺激ホルモン) 副腎皮質ホルモンの分泌促進
TSH(甲状腺刺激ホルモン) 甲状腺ホルモンの分泌促進
LH(黄体形成ホルモン) 排卵促進、黄体形成
FSH(卵胞刺激ホルモン) 卵胞発育、精子形成促進
下垂体後葉 バソプレシン(ADH) 抗利尿=尿量減少、血圧上昇
オキシトシン 子宮収縮、射乳(出す)

かず学長
かず学長
ここ重要やで!プロラクチンは「乳汁を作る」、オキシトシンは「乳汁を出す」って覚えとくんやで!国試でよく間違える学生が多いポイントや!

②甲状腺・副甲状腺:カルシウムと代謝の調節

甲状腺と副甲状腺は首にある小さな臓器ですが、体の代謝やカルシウムバランスに重要な役割を果たしています。

臓器 ホルモン名 主な作用
甲状腺 甲状腺ホルモン
(T3、T4)
代謝促進:体温上昇、心拍数増加、血糖上昇
※過剰だとバセドウ病、不足だと橋本病
カルシトニン 血中カルシウム値を低下させる
(骨にカルシウムを取り込む)
副甲状腺
(上皮小体)
パラソルモン
(PTH)
血中カルシウム値を上昇させる
(骨からカルシウムを溶出)
カルシウム調節ホルモンの覚え方カルシトニン = カルシウムを「とにかく下げる」
パラソルモン = 「パラ」っと上がるカルシトニンとパラソルモンは拮抗作用(反対の作用)を持っています。国試で必ず出るので確実に覚えましょう!

③副腎:ストレス対応の要

副腎は腎臓の上にある小さな臓器ですが、副腎皮質副腎髄質の2つの部分から異なるホルモンを分泌します。

部位 ホルモン名 主な作用
副腎皮質 コルチゾール
(糖質コルチコイド)
血糖値上昇、抗炎症作用、ストレス対応
糖新生を促進する
アルドステロン
(電解質コルチコイド)
Na⁺(ナトリウム)の再吸収
K⁺(カリウム)の排泄
→血圧上昇
副腎髄質 アドレナリン
ノルアドレナリン
血圧上昇、心拍数増加、血糖上昇
「闘争・逃走反応」のホルモン

看護学生
看護学生
かず学長、アルドステロンの作用がややこしくて覚えられません…。ナトリウムとカリウムがごちゃごちゃになってしまいます。

かず学長
かず学長
ええ覚え方があるで!「アルドステロンはナトリウムを残して、カリウムを追い出す」って覚えるんや!ナトリウムが増えると水分も一緒に増えるから、血圧が上がるってわけやな!

④膵臓:血糖値調節の司令塔

膵臓のランゲルハンス島から分泌されるホルモンは、血糖値の調節に最も重要な役割を果たしています。

細胞 ホルモン 主な作用
β細胞
(60~75%)
インスリン 血糖値を下げる唯一のホルモン
・糖を細胞に取り込ませる
・グリコーゲン合成を促進
α細胞
(20%)
グルカゴン 血糖値を上げる
・グリコーゲン分解
・糖新生を促進
δ細胞
(5%弱)
ソマトスタチン インスリン・グルカゴン分泌を抑制

血糖値調節のポイントインスリンとグルカゴンは拮抗作用を持ち、血糖値を一定に保っています。

  • 食後(血糖↑)→ インスリン分泌 → 血糖値を下げる
  • 空腹時(血糖↓)→ グルカゴン分泌 → 血糖値を上げる

このバランスが崩れると糖尿病などの疾患につながります。

⑤性腺:生殖機能の調節

臓器 ホルモン 主な作用
卵巣 エストロゲン 女性第二次性徴、子宮内膜増殖
プロゲステロン 子宮内膜維持、妊娠維持
精巣 テストステロン 男性第二次性徴、精子形成促進、タンパク質合成促進

国試問題に挑戦!【第2問】

ホルモン分泌の調節メカニズムを理解しよう

前編では「ホルモンの作用」を問う問題でしたが、今度は「どんな状態でホルモンが分泌されるか」を問う問題に挑戦しましょう。

【第99回 看護師国家試験】

状態とそれによって分泌が促進されるホルモンの組合せで正しいのはどれか。

  1. 血糖値上昇 ― 成長ホルモン
  2. 血清カルシウム値低下 ― カルシトニン
  3. ヨード摂取過剰 ― 甲状腺ホルモン
  4. ナトリウム摂取不足 ― アルドステロン

かず学長
かず学長
この問題、めっちゃ大事やで!ホルモンは「体が困った状態」を解決するために分泌されるんや。だから「何が足りないか」「何が多すぎるか」を考えると答えが見えてくるで!

【正解と解説】

正解:4. ナトリウム摂取不足 ― アルドステロン

選択肢 正誤 解説
1 ✕ 誤り 血糖値が上昇したときに分泌されるのはインスリンです。成長ホルモンは血糖値が低下したときに分泌が促進されます。血糖値が高いのに、さらに上げるホルモンが出ることはありません。
2 ✕ 誤り 血清カルシウム値が低下したときに分泌されるのはパラソルモン(PTH)です。カルシトニンは逆に、カルシウム値が上昇したときに分泌され、カルシウム値を下げる働きをします。
3 ✕ 誤り ヨード(ヨウ素)摂取が過剰になると、甲状腺ホルモンの分泌は抑制されます。甲状腺ホルモンの原料はヨードですが、過剰に摂取するとフィードバック機構が働いて分泌が減少します。
4 ◯ 正しい ナトリウム摂取が不足すると、体内のナトリウム濃度と血圧が低下します。これを解決するためにアルドステロンが分泌され、腎臓でナトリウムの再吸収を促進し、体内にナトリウムを貯留させます。

かず学長
かず学長
どや、わかったか?ホルモンは「足りないものを増やす」「多すぎるものを減らす」ために分泌されるんや。この考え方を身につけたら、めっちゃ問題が解きやすくなるで!

覚え方のコツ&ゴロ合わせ集

ホルモンを効率よく覚える方法

内分泌系は覚えることが多いですが、以下のコツとゴロ合わせを使えば楽に覚えられます!

効果的な覚え方5つのコツ

  1. 臓器別に整理する:脳から順番に下へ(視床下部→下垂体→甲状腺→副腎→膵臓→性腺)
  2. 拮抗作用をセットで覚える:インスリン⇔グルカゴン、カルシトニン⇔パラソルモン
  3. 血糖値に関わるホルモンをまとめる:下げる=インスリンのみ、上げる=その他多数
  4. イラストで視覚化する:体のどこで作られるか図で確認
  5. 過去問を繰り返し解く:国試でよく出るパターンを把握

国試頻出!ゴロ合わせ集

覚えたい内容 ゴロ合わせ・覚え方
血糖値を上げるホルモン 「グ・成・コ・甲・ア」
グルカゴン、成長ホルモン、コルチゾール、甲状腺ホルモン、アドレナリン
下垂体前葉ホルモン 「成プロ ACTH TSH LH FSH」
成長ホルモン、プロラクチン、副腎皮質刺激ホルモン、甲状腺刺激ホルモン、黄体形成ホルモン、卵胞刺激ホルモン
バソプレシンの作用 「バソッと尿が減る」
アルドステロンの作用 「Naを残してKを追い出す」
ナトリウム再吸収、カリウム排泄
プロラクチンとオキシトシンの違い 「プロは作る、オキは出す」
プロラクチン=乳汁産生、オキシトシン=射乳
カルシウム調節ホルモン 「カルシトニンはとにかく下げる、パラソルモンはパラッと上げる」

かず学長
かず学長
えっ!?このゴロ合わせ・・・・・・・さすがにゴローさんみたいには無理や!でも「バソッと尿が減る」は一度聞いたら忘れへんで!

臨床でよく見る内分泌疾患

実習でも役立つ!代表的な内分泌疾患

疾患名 原因ホルモン 主な症状
糖尿病 インスリン↓ 多飲、多尿、体重減少
バセドウ病 甲状腺ホルモン↑ 頻脈、体重減少、眼球突出、発汗増加
橋本病 甲状腺ホルモン↓ 徐脈、体重増加、浮腫、寒がり
クッシング症候群 コルチゾール↑ 満月様顔貌、中心性肥満、皮膚線条
原発性アルドステロン症 アルドステロン↑ 高血圧、低カリウム血症、筋力低下
尿崩症 バソプレシン↓ 多尿(1日3L以上)、多飲

まとめ:後編で押さえるべきポイント

後編のまとめ

  • 臓器別に整理すると覚えやすい(視床下部→下垂体→甲状腺→副腎→膵臓→性腺)
  • プロラクチン=乳汁産生、オキシトシン=射乳と覚える
  • カルシトニン=Ca↓、パラソルモン=Ca↑の拮抗作用
  • アルドステロン=Na⁺再吸収、K⁺排泄→血圧上昇
  • ホルモンは「足りないものを増やす」ために分泌される
  • ゴロ合わせを活用して効率よく覚える
  • 代表的な内分泌疾患と症状も押さえる

かず学長
かず学長
前編・後編お疲れさまやったな!内分泌系は範囲が広いけど、この記事で基本はバッチリ押さえられたはずや。何回も見返して、自分のものにしていってな!国試頑張ってや!

関連記事で理解を深めよう

内分泌系をさらに深く理解するために、こちらの記事もおすすめです:

内分泌系をマスターして国試合格へ!

前編・後編を通して、内分泌系の全体像から詳細まで学んできました。この知識は国家試験だけでなく、臨床実習や看護師になってからも必ず役立ちます。

「もっと詳しく学びたい」「実習でのアセスメントに活かしたい」「個別に質問したい」という方は、公式LINEで学習サポートを受けられます!

🎁 公式LINE登録で特別プレゼント!

  • 内分泌ホルモン画を無料プレゼント
  • 国試対策や実習の悩みを個別面談で相談できる
  • 1,980円のAIチャットボットが初月480円で利用可能
  • わからないことをいつでも質問できるサポート体制

📱 今すぐ公式LINEに登録する

看護学生の皆さんの国試合格と成長を、かず学長が全力でサポートします!
一緒に頑張りましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました