看護師として働きながら、副業やバイトを考えている方は多いのではないでしょうか?
今回は僕・かず学長が実際に訪問入浴バイトを1日体験してきたので、そのリアルな内容をまるごとレポートします!
「訪問入浴って看護師としてどんな仕事をするの?」「時給が高いって聞いたけど実際どうなの?」「処置が不安だけど大丈夫?」、そんな疑問をお持ちの方に向けて、体験して感じたメリット・デメリットも正直にお伝えします!

訪問入浴バイトとは?看護師の役割をざっくり解説

訪問入浴とは、自宅での入浴が困難な方のご自宅に専用の浴槽を持ち込み、入浴の介助を行うサービスです。
通常は看護師1名+介護スタッフ2名のチームで動くことが多く、看護師の役割は主に以下の2つです。
- バイタルサインの測定・判断(入浴できるか・できないかの判断)
- 医療処置(軟膏塗布、ストーマケア、褥瘡処置など)

訪問入浴って介護職のイメージが強かったんですが、看護師もチームの一員として入るんですね。処置の内容が不安で踏み出せていませんでした…。。

【リアル体験】訪問入浴バイト1日の流れ

今回の僕の勤務条件はこちらです。
今回の勤務基本情報
- 勤務時間:8:30〜17:30(実働8時間)
- 時給:1,900円
- 休憩:60分(しっかり取れた!)
- 訪問件数:約5件(※事業所スタッフによると、普段は6〜7件が多いとのこと)
- 移動時間:合計約1時間
- 想定日収:約13,000〜15,000円前後(1,900円×実働時間)

1日のタイムスケジュール(実際の流れ)
実際の1日の流れを表にまとめました。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 8:30 | 事業所に到着・スタッフと顔合わせ・丁寧に業務説明あり |
| 9:00頃〜 | 1件目の利用者さん宅へ出発(車移動) |
| 午前中 | 2〜3件の訪問入浴・バイタル測定・処置 |
| 昼頃 | 休憩60分(しっかり確保) |
| 午後 | 残り2〜3件の訪問入浴・記録(移動中に記入できるのが◎) |
| 17:30 | 事業所に戻り終了 |
事業所での最初の対応はどうだった?

8:30に事業所に到着すると、スタッフの方が丁寧に業務内容を説明してくれました。この点はとても安心できました。
ただ、正直に言うと、最初の段階では「この利用者さんにどんな処置があるか」まで把握できなかったのが少し不安でした。

処置が不安な方へのアドバイス事業所に到着した際、または事前の電話確認で「本日はどのような処置がありますか?」と聞いておくことをおすすめします。ストーマや褥瘡処置が含まれている場合は、事前に心の準備ができます。
実際にやった処置内容を正直に公開!
今回の訪問件数は約5件。その中で僕が実際に行った処置はこちらです。
今回の主な処置内容
| 処置の種類 | 今回の件数 | ポイント |
|---|---|---|
| 軟膏塗布 | メイン | 頻度が高い処置。難易度は低め |
| 手の管理(皮膚ケア) | あり | 乾燥・トラブルの確認・保湿ケアなど |
| 入浴介助 | 季節によりあり | 入浴可否の判断も看護師の役割 |
| ストーマケア | 事業所による | 不安な方は事前確認を! |
| 褥瘡処置 | 事業所による | 程度によって対応内容が異なる |
| カルテ記録 | 全件 | 移動中に書けるのが訪問系の大きなメリット! |

看護師の役割:バイタルサインによる入浴判断
訪問入浴での看護師として特に重要なのが、バイタルサインを見て「この方が今日入浴できるかどうか」を判断することです。
病院勤務では当然の業務ですが、訪問入浴ではこの判断をその場で出し、介護スタッフに伝えるリーダー的な役割も求められます。
入浴可否の判断ポイント(目安)
- 血圧が著しく高い・低い場合は入浴中止を検討
- 発熱(37.5℃以上が目安)がある場合は中止
- SpO2の低下・呼吸状態の変化にも注意
- 本人の体調・意識状態も合わせて総合的に判断
訪問入浴バイトのメリット・正直なデメリット

体験してみて感じたメリットとデメリットを正直にお伝えします。いいことだけじゃなく、実際に感じた難しさも包み隠さず書いていきます。
感じた3つのメリット
① 時給が高くて日収もしっかり稼げる
今回の時給は1,900円。8時間(休憩60分差し引き7時間)で計算すると、日収は約13,300円前後になります。
月に数回入るだけでも、副収入としてかなりしっかり稼げます。病院の夜勤バイトと比べても遜色ない水準です。
② 休憩がしっかり60分取れる
病院勤務だと「休憩が取れない」「気づいたら勤務終わってた」なんてことが多いですよね。
今回の訪問入浴バイトでは、昼の休憩60分がしっかり確保されていました。これは体力面でも精神面でもとても助かりました。
③ 記録が移動中に書ける
訪問系の仕事の大きな魅力のひとつが、移動中にカルテ記録が書けること。
病院だと「残業して記録する」というのがあるあるですが、今回の移動時間(合計約1時間)の中で記録が書けたので、17:30には業務がすっきり終了しました。この点は訪問系ならではのメリットです。

正直に感じたデメリット・難しい点

① 最初は処置内容が把握しにくい
バイトで入る場合、事前に「この利用者さんにはどんな処置があるか」が共有されないことがあります。
今回も最初は処置の詳細が分からず、少し不安な場面がありました。難しい処置(褥瘡・ストーマなど)が含まれている場合は精神的な負担になる可能性があります。
② 移動時間がそれなりにある
今回は移動時間の合計が約1時間。その間も拘束されているため、体感の「しんどさ」としては少し長めに感じることもあります。
もっとも、その時間を記録に充てられるので実質的なデメリットは小さいのですが、車酔いしやすい方は注意が必要かもしれません。
③ 体力的には病院の療養病棟より楽だった

今回の訪問件数は5件。僕が病院の療養病棟で勤務していた時と比べると、体力的な負担はかなり小さかったです。「副業で疲れすぎたくない」という方にも向いていると感じました。
訪問入浴バイトを体験してみた総まとめ

最後に今回の体験全体を振り返ってまとめます。
今回の体験まとめポイント
- 時給1,900円・訪問5件(普段は6〜7件が多いとのこと)・休憩60分・移動合計1時間
- 1日の日収は約13,000〜15,000円ほど
- 事業所スタッフの対応は丁寧で安心感あり
- 処置内容は事前か到着時に必ず確認するのがベスト
- 記録が移動中に書けるので残業なしで終了できた
- 体力的には病院の療養病棟よりずっと楽だった
- 看護師としての臨床経験を副業に活かせる貴重な機会
こんな看護師さんに訪問入浴バイトはおすすめ!

今回の体験を踏まえると、訪問入浴バイトは以下のような方に特に向いていると感じました。
- バイタルサインのアセスメントと基本的な処置に自信がある看護師さん
- 副業で体力を使いすぎたくない方
- 残業なしで、メリハリのある働き方をしたい方
- 訪問看護や在宅医療に興味があり、経験を積みたい方
- 週1〜2回程度、空いた休日に稼ぎたい方
逆に注意が必要な方
- ストーマや褥瘡処置の経験が全くなく、かつ事前確認が難しい場合
- 移動が苦手(車酔いしやすいなど)な方
- 訪問系の現場の雰囲気が合わない可能性がある方

今回の記事が、訪問入浴バイトを検討している看護師さんの参考になれば嬉しいです。副業として、また臨床経験の幅を広げる手段として、ぜひ検討してみてください!
また何か副業・バイト関連の体験ができたら、またリポートします!


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