新生児観察が実習で最も重要な理由

母性看護学実習で必ず経験する新生児の観察。「何を見れば良いの?」「正常と異常の違いがわからない…」と悩む看護学生さんは本当に多いんや。
新生児は生まれてすぐの時期に子宮内から子宮外へと環境が大きく変わるから、バイタルサインや全身の状態をしっかり観察して、異常を早期に発見することがめちゃくちゃ大事なんやで。



新生児の特徴と観察の目的
新生児とは、生後28日未満の赤ちゃんのことを指すんや。この時期は胎児循環から新生児循環に変わったばかりで、呼吸・循環・体温調節などすべての機能が不安定な状態やねん。
新生児観察の目的は大きく分けて3つあるで:
- 子宮外生活への適応状態を確認すること
- 生理的変化と病的変化を見極めること
- 異常の早期発見と適切な対応につなげること
出生直後はバイタルサインが不安定やから、最初は1時間ごとに測定して、安定してきたら4〜6時間ごとの測定に変更していくんやで。
観察の基本順序(呼吸→心音→体温→全身観察)
新生児の観察には決まった順序があるんや。これを守ることで、啼泣(泣くこと)による測定値の変動を最小限にできるんやで。
観察の基本順序
- 呼吸(回数・リズム・呼吸音)
- 心音(心拍数・リズム・雑音の有無)
- 体温(腋窩温または直腸温)
- 全身観察(皮膚・便・黄疸など)
なんで呼吸から始めるかっていうと、赤ちゃんは接触刺激で泣き出してしまうことが多いから、できるだけ刺激の少ない順番で測定していくんやで。

新生児のバイタルサイン測定
バイタルサインは新生児の状態を客観的に評価できる重要な指標や。正常値をしっかり覚えて、異常を見逃さへんようにしような!
バイタルサイン正常値一覧表
新生児のバイタルサインは成人と全然違うから、まずは正常値をしっかり頭に入れることが大事やで。
| 項目 | 正常値 | 測定のポイント |
|---|---|---|
| 体温 | 腋窩温:36.0〜37.0℃ 直腸温:36.5〜37.5℃ |
出生直後は深部温である直腸温を測定 |
| 心拍数 | 110〜160回/分 | 必ず1分間測定する(呼吸性変動あり) |
| 呼吸数 | 30〜60回/分 | 胸腹部の動きを観察して測定 |
| 血圧 | 収縮期:60〜80mmHg 拡張期:30〜50mmHg |
※通常は測定しない |


測定の順序とコツ
バイタルサイン測定は、赤ちゃんが泣かへんうちにササッと済ませることが大事やで。コツを押さえて正確に測定しような!
測定のコツ
- 呼吸測定:寝ている時に胸腹部の動きを観察。1分間しっかり測定する
- 心拍測定:聴診器を温めてから心尖部(左乳頭下)に当てる。必ず1分間測定
- 体温測定:腋窩はしっかり拭いてから測定。直腸温は3〜4cm挿入
- 保温:測定中は皮膚の露出を最小限にして体温低下を防ぐ
異常サインの早期発見ポイント
バイタルサインの異常は、重大な疾患のサインかもしれへん。こんな時はすぐに報告や!
| 異常サイン | 考えられる原因 |
|---|---|
| 呼吸数>60回/分または<30回/分 | 呼吸窮迫、感染症 |
| 心拍数>200回/分または<100回/分 | 循環不全、先天性心疾患 |
| 体温<36.0℃または>37.5℃ | 低体温症、感染症 |
| チアノーゼ、陥没呼吸 | 呼吸不全、心疾患 |

生理的体重減少の観察とアセスメント
「赤ちゃんの体重が減ってる!」と焦る学生さんも多いけど、これは正常な生理現象なんや。正しい知識を持って、適切にアセスメントできるようになろうな!
生理的体重減少とは
生理的体重減少は、新生児のほぼ全員に見られる正常な現象や。生後2〜3日は赤ちゃんがまだ母乳やミルクを上手に飲めへんから、飲む量よりも出ていく水分(おしっこ・うんち・汗・不感蒸泄)の方が多くなるんやで。
| 時期 | 体重の変化 | 特徴 |
|---|---|---|
| 生後0〜2日 | 減少開始 | 水分排出>摂取量 |
| 生後3〜5日 | 最低体重 | 減少率5〜10%が正常 |
| 生後7〜10日 | 出生体重に回復 | 哺乳が確立 |

計算方法と評価のポイント
実習では必ず体重減少率を計算してアセスメントすることになるから、計算式をしっかり覚えておこうな!
体重減少率の計算式
体重減少率(%)= (出生時体重 – 現在の体重) ÷ 出生時体重 × 100
【計算例】
- 出生時体重:3,000g
- 生後3日目の体重:2,850g
- 計算:(3,000 – 2,850) ÷ 3,000 × 100 = 5%
- 評価:正常範囲内(5〜10%)
10%を超えたら要注意!
体重減少率が10%を超える場合は、以下の可能性があるで:
- 母乳・ミルクの摂取不足
- 哺乳力の低下
- 脱水症状
- 低血糖のリスク
→すぐに医師・助産師に報告して対応を検討!
実習でのアセスメントのコツ
実習でアセスメントする時は、体重だけやなくて総合的に判断することが大事やで。
- 哺乳状況:哺乳量・哺乳時間・哺乳力をチェック
- 排泄状況:尿回数(1日6回以上が目安)、便の性状
- 全身状態:活気、皮膚の乾燥、大泉門の陥没の有無
- 母親の状態:母乳分泌量、授乳技術

新生児黄疸の観察とアセスメント
新生児のほぼ全員に見られる黄疸。「赤ちゃんが黄色い!大丈夫?」って心配になる学生さんも多いけど、まずは生理的黄疸と病的黄疸の違いをしっかり理解することが大事やで!


新生児黄疸が起こるメカニズム
新生児は赤血球が多くて、しかもその寿命が短いんや。そのうえ、ビリルビンを処理する肝臓の機能がまだ未熟やから、ビリルビンが体に溜まって黄疸が出るんやで。
💡 ビリルビンって何?
赤血球が壊れる時にできる黄色い物質のことや。普通は肝臓で処理されて便と一緒に体の外に出ていくけど、新生児はこの処理がゆっくりやから体に溜まりやすいねん。
生理的黄疸と病的黄疸の違い
これが実習でも国試でも超重要なポイント!しっかり違いを理解しておこうな。
| 項目 | 生理的黄疸 | 病的黄疸 |
|---|---|---|
| 出現時期 | 生後2〜3日頃から出現 | 生後24時間以内に出現(早発黄疸) |
| ピーク時期 | 生後4〜6日頃 | 急激に上昇 |
| 消退時期 | 1〜2週間以内に自然消退 | 2週間以上持続(遷延性黄疸) |
| ビリルビン値上昇速度 | 5mg/dL/日未満 | 5mg/dL/日以上 |
| 総ビリルビン値 | 正期産児17mg/dL未満 早産児15mg/dL未満 |
正期産児17mg/dL以上 早産児15mg/dL以上 |
| 直接ビリルビン | 2mg/dL未満 | 2mg/dL以上 |

病的黄疸の5つの判断基準
⚠️ 病的黄疸を疑う5つのポイント
- ①早発黄疸:生後24時間以内に黄疸が出現→血液型不適合による溶血性黄疸の可能性
- ②急激な上昇:ビリルビン値の上昇速度が5mg/dL/日以上→溶血や感染症の可能性
- ③高値の持続:生後72時間以降で総ビリルビン値が正期産児17mg/dL以上、早産児15mg/dL以上→核黄疸のリスクあり
- ④遷延性黄疸:生後2週間以上黄疸が持続→胆道閉鎖症、甲状腺機能低下症、母乳性黄疸の可能性
- ⑤直接ビリルビン高値:直接ビリルビン値が2mg/dL以上→胆汁うっ滞、肝機能障害の可能性
→このうち1つでも該当したら必ず医師・助産師に報告!
クラマー法による視診での観察
採血せんでも、皮膚の黄染の広がり具合である程度のビリルビン値を推測できるんや。これをクラマー法っていうねん。
| ゾーン | 黄染の範囲 | 推定ビリルビン値 |
|---|---|---|
| Zone 1 | 顔面・頭部のみ | 4〜8 mg/dL |
| Zone 2 | 臍部まで | 5〜12 mg/dL |
| Zone 3 | 大腿部まで | 8〜16 mg/dL |
| Zone 4 | 膝〜足関節、上腕〜手関節 | 11〜18 mg/dL |
| Zone 5 | 手掌、足底まで | 15 mg/dL以上 |
🔍 観察のコツ
- 自然光の下で観察する(蛍光灯だと正確に見えへん)
- 皮膚を軽く押して、指を離した直後の色を見る
- 黄疸は頭から足に向かって広がっていく
- 消退する時は逆に、足から頭に向かって消えていく
核黄疸とは?なぜ怖いのか
病的黄疸で一番怖いのが「核黄疸(かくおうだん)」や。これは脳にビリルビンが沈着して、脳が障害されてしまう状態のことやねん。
⚠️ 核黄疸の怖さ
核黄疸になると、以下のような重篤な後遺症が残る可能性があるで:
- 脳性麻痺(運動障害)
- 難聴(聴覚障害)
- 発達の遅れ(知的障害)
- けいれん(てんかん)
→だからこそ、病的黄疸の早期発見・早期治療がめっちゃ大事なんや!

経皮ビリルビン測定(ミノルタ黄疸計)
実習でよく使う測定方法がこれや。皮膚に機械を当てるだけで、採血せんでもビリルビン値が測れるねん!
📱 ミノルタ黄疸計の使い方
- スイッチを入れて、READYランプが点灯するのを待つ
- センサー部を前額部に直角に当てる
- ストロボが光るまでしっかり押し当てる
- 数値が表示されたら記録する
⚠️ 注意点:経皮ビリルビン値が高い場合は、必ず採血して血清ビリルビン値を測定するで!
光線療法(光療法)
ビリルビン値が高くなりすぎた時の治療法が光線療法や。特殊な青色の光を当てることで、ビリルビンを分解して体の外に出しやすくするねん。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 光線療法の目的 | ビリルビンを光で分解して、核黄疸を予防する |
| 使用する光 | 青色の蛍光灯(波長460〜490nm) |
| 治療時間 | 1日12〜24時間(重症度により異なる) |
| 効果が出る時期 | 開始後4〜6時間でビリルビン値が下がり始める |
💡 光線療法中の看護ポイント
- 目の保護:アイマスクを必ず装着(網膜障害予防)
- 皮膚の保護:陰部は布で覆う(生殖器への影響予防)
- 体温管理:光で体温が上がるので、定期的に測定
- 水分補給:不感蒸泄が増えるので、脱水に注意
- 便の観察:緑色の水様便が出る(これは正常な反応)
- 授乳:できるだけ中断せず、授乳も継続する
- 皮膚の観察:ブロンズベビー症候群(褐色に変色)に注意
母乳性黄疸と母乳哺育黄疸の違い
母乳に関連した黄疸が2種類あるねん。名前が似てるから混同しやすいけど、全然違うものやで!
| 項目 | 母乳哺育黄疸 | 母乳性黄疸 |
|---|---|---|
| 出現時期 | 生後数日以内 | 生後1週目の終盤 |
| 原因 | 母乳摂取量が不足して、排便回数が少ない | 母乳中の物質がビリルビン排出を妨げる |
| 持続期間 | 生後1週間以内に治まる | 生後2週間〜数ヶ月続くこともある |
| 対応 | 授乳回数を増やすことで改善 | 心配なら一時的に人工乳に変更(通常は経過観察のみ) |
| 重症度 | 軽度〜中等度 | 軽度(ほとんどの場合問題なし) |

実習でのアセスメントのポイント
実習で新生児黄疸をアセスメントする時は、以下のポイントを押さえておこうな!
✅ 実習で必ずチェックする項目
- 日齢と黄疸の出現時期→生後24時間以内なら即報告!
- 黄染の範囲(クラマー法)→Zone 4以上なら要注意
- 経皮ビリルビン値または血清ビリルビン値→正期産児17mg/dL、早産児15mg/dL以上なら異常
- 全身状態→活気、哺乳力、排泄状況を総合的に評価
- 便の色→白色便は胆道閉鎖症を疑う!
- 血液型(母子間)→ABO・Rh不適合の有無を確認
- 哺乳状況→母乳哺育黄疸の可能性を考える

新生児の便の観察とアセスメント
新生児の便は生後日数によって色も性状もどんどん変わっていくねん。この変化を理解しておくことが、異常の早期発見につながるで!


新生児の便の変化:胎便→移行便→正常便
新生児の便は生後日数に応じて、胎便→移行便→正常便の順に変化していくねん。この変化を知っておくことがめっちゃ大事やで!
| 便の種類 | 時期 | 色 | 性状 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 胎便 (たいべん) |
生後 0〜2日 |
緑がかった 黒色 |
粘性が高い ネバネバ |
・羊水、胆汁、消化液、産毛、胎脂などが固まったもの ・無臭 ・水分約75〜80% ・生後24時間以内に約90%の新生児が排泄 |
| 移行便 (いこうべん) |
生後 3〜4日 |
緑褐色 (黄色が混ざる) |
胎便より 粘度が低い |
・胎便と母乳/ミルクによる便が混ざった状態 ・徐々に黄色みが強くなる ・胎便が完全に排泄される過程 |
| 正常便 (顆粒便) |
生後 5日以降 |
黄色〜 茶色 |
泥状 顆粒状 |
・白いツブツブ(凝乳)が混ざる ・母乳栄養:山吹色のような黄色 ・人工栄養:薄めの黄色 ・1日に数回〜10回程度排便 |

胎便の特徴と観察ポイント
胎便は初めて見る学生さんがびっくりすることが多いけど、正常な生理現象やから安心してな。
💡 胎便ケアのコツ
- 粘性が高くて拭きにくい:おしりふきにぬるま湯を含ませて、やさしく拭く
- 広範囲に付着した場合:座浴(お尻をお湯で洗う)がおすすめ
- ゴシゴシ禁止:新生児の皮膚は薄くてデリケートやから、力任せに拭かない
- 初回排便の記録:何時何分に排泄したか必ず記録する
⚠️ 胎便が出ない時は要注意!
生後24時間以内に胎便が出ないのは異常サイン:
- 胎便関連性腸閉塞:小腸や大腸に胎便が詰まる
- ヒルシュスプルング病:腸の神経節細胞欠損
- 直腸肛門奇形:肛門閉鎖・鎖肛など
→生後24時間経っても胎便が出ない場合は必ず医師に報告!
正常な便色のバリエーション
正常便でも、栄養方法や腸内環境によって色が変わることがあるねん。これを知っておくと、心配せんで済むで!
| 便の色 | 状況・原因 | 評価 |
|---|---|---|
| 黄色 (山吹色) |
母乳栄養の新生児に多い。胆汁色素が多く含まれる正常便 | ✅ 正常 |
| 薄い黄色 (クリーム色) |
人工栄養(ミルク)の新生児に多い。母乳栄養より色が薄め | ✅ 正常 |
| 緑色 | 胆汁色素(ビリルビン)が腸内で酸化してビリベルジンに変化。腸内細菌の状態変化でも起こる | ✅ 正常 (機嫌・食欲良好なら) |
| 白いツブツブ 混在 |
母乳/ミルクの脂肪が腸内でカルシウムと結合したもの(凝乳) | ✅ 正常 (顆粒便の特徴) |

異常な便色:必ず報告すべき3つのサイン
ここからがめっちゃ重要!この3つの便色を見たら、すぐに医師に報告せなあかんで!
🚨 危険な便色3つ:見たら即報告!
①白色便・灰白色便・淡黄色便
疑われる疾患:胆道閉鎖症、新生児肝炎、先天性胆道拡張症
なぜ白い?:胆汁が腸に流れ込まないため、便に色がつかない
緊急性:★★★(最高レベル) 胆道閉鎖症は生後60日(8週間)以内の手術が必要!
→便色カードの1〜3番に該当する場合は即座に報告
②赤色便・血便
疑われる疾患:新生児メレナ(消化管出血)、腸重積、壊死性腸炎
なぜ赤い?:腸内で出血している、またはビタミンK欠乏による出血
緊急性:★★★(最高レベル) 大量出血の可能性あり
→鮮血が混じる便は消化管下部の出血を示唆
③黒色便(タール便)
疑われる疾患:上部消化管出血
なぜ黒い?:胃や十二指腸からの出血が胃酸で黒く変色
緊急性:★★☆ ただし胎便との鑑別が必要
→生後3日以降に黒色便が出現した場合は要注意!
便色カードの活用
母子健康手帳に付いている便色カードは、胆道閉鎖症の早期発見に役立つ大事なツールやねん。
📋 便色カードの使い方
- 自然光(昼間の明るい部屋)で観察する
- オムツについた便に便色カードを近づける
- 最も近い番号を判定する
- 1〜3番は異常→即座に医療機関受診
- 4〜7番は正常範囲
※胆道閉鎖症は葛西手術(生後60日まで)が唯一の根治術!早期発見が生命を救う
実習での便の観察・記録のポイント
✅ 実習で必ず記録する項目
- 日齢と排便回数→「日齢2、本日3回目の排便」など
- 便の種類→胎便・移行便・正常便のどれか
- 便の色→具体的に「緑がかった黒色」「黄色」など
- 便の性状→粘稠性、水様性、泥状、顆粒状など
- 便の量→少量・中等量・多量、またはおむつの汚染範囲
- 混入物→凝乳(白いツブツブ)、血液、粘液など
- においの有無→胎便は無臭、正常便は酸臭

新生児の便は胎便→移行便→正常便の順に変化する。胎便は生後24時間以内に排泄され、生後5日以降は黄色の正常便になる。緑色便は正常だが、白色便・血便・タール便は異常サインなので即報告。特に白色便は胆道閉鎖症を疑い、緊急対応が必要!
頭部・全身の観察ポイント
新生児の観察では、バイタルサインや体重、黄疸だけやなくて、頭部や全身の細かい観察も大事やねん。特に大泉門は赤ちゃんの健康状態を示すバロメーターになるから、しっかり観察ポイントを押さえておこうな!
大泉門の観察
大泉門(だいせんもん)は、赤ちゃんの頭のてっぺんにある、頭蓋骨の隙間のことやで。触るとぺこぺこして柔らかい部分や。実習でも必ず観察する項目やから、正常と異常をしっかり見極められるようになろうな!


大泉門とは?その役割
大泉門は、赤ちゃんの頭蓋骨がまだ完全にくっついていない隙間のことです。新生児の頭蓋骨は7つの骨から構成されていますが、それらがまだ緩く結びついている状態なんです。
【大泉門の役割】
- 産道通過のため:狭い産道を通る際、頭蓋骨が重なり合って頭の形を変形させることができる
- 脳の成長のため:新生児の脳は急速に成長するため、頭蓋骨が柔軟に広がることで脳の成長を妨げない
- 健康状態の指標:脳圧の変化や脱水状態を反映するバロメーターになる
大泉門の正常所見
実習では、大泉門の状態を正確に観察してアセスメントする必要があります。まずは正常な状態を知っておきましょう!
| 観察項目 | 正常所見 | 観察のポイント |
|---|---|---|
| 大きさ | 2〜3cm(ひし形) | ひし形の向かい合う辺と辺の距離を測定 |
| 形状 | 平坦 | 周囲の頭蓋骨と同じ高さで平ら |
| 拍動 | 心拍に合わせて拍動 | 触診すると脈拍に合わせて動く(正常) |
| 閉鎖時期 | 1歳〜1歳半(平均18ヶ月) | 個人差が大きい(2歳頃まで開いている子もいる) |

大泉門の異常所見と原因
大泉門の異常は、赤ちゃんの健康状態に重大な問題がある可能性を示します。実習では以下の異常所見を見逃さないようにしましょう。
| 異常所見 | 原因・疾患 | その他の症状 | 対応 |
|---|---|---|---|
| 陥没 (へこむ) |
脱水症 ・発熱 ・嘔吐 ・下痢 |
・尿量減少 ・哺乳力低下 ・皮膚乾燥 ・体重減少 |
すぐに水分補給 医師に報告 |
| 膨隆 (膨らむ) |
頭蓋内圧亢進 ・髄膜炎 ・水頭症 ・脳出血 ・脳腫瘍 |
・嘔吐 ・けいれん ・発熱 ・ぐったり感 ・頭囲拡大 |
緊急対応 すぐに医師に報告 |
| 閉鎖遅延 (2歳以降も開いている) |
・先天性甲状腺機能低下症 ・ダウン症候群 ・水頭症 ・くる病 |
・発達遅延 ・成長遅延 ・筋緊張低下 |
小児科医による 精密検査が必要 |
| 早期閉鎖 (6ヶ月未満) |
・頭蓋骨縫合早期癒合症 ・小頭症 ・甲状腺機能亢進症 |
・頭囲小さい ・頭の変形 ・発達遅延 |
CT検査 手術が必要な場合も |

大泉門の観察方法
実習では、正しい方法で大泉門を観察することが大切です。以下の手順で観察しましょう。
大泉門の観察手順
- 赤ちゃんを仰向けにする
- 安静時に観察する(泣いている時は避ける)
- 泣くと一時的に膨隆するため、正確な評価ができない
- 頭頂部を視診する
- ひし形の大泉門の位置を確認
- 周囲の頭蓋骨と比べて平坦か、陥没・膨隆していないか観察
- 優しく触診する
- 指の腹で軽く触れる(強く押さない!)
- 柔らかさ、拍動の有無を確認
- 緊張度(張りの強さ)を評価
- 大きさを測定する
- ひし形の対角線の長さを測る
- 正常は2〜3cm程度
- 他の症状と合わせて評価する
- 頭囲の測定
- 全身状態の観察(活気、哺乳状況、体温など)
- 排泄状況(尿量、便の回数)
実習で役立つアセスメント例
実習記録では、観察した内容を正しくアセスメントすることが求められます。以下の例を参考にしてください。
【正常な場合のアセスメント例】
S(主観的情報):母親「特に気になることはありません」
O(客観的情報):大泉門は平坦で2.5cm×2.5cm、心拍に合わせて拍動あり。緊張度は正常。頭囲33cm(在胎週数相当)。活気あり、哺乳良好。
A(アセスメント):大泉門の状態は正常範囲内である。脳圧亢進や脱水の徴候は認めない。頭囲も在胎週数に相応しており、脳の発育は順調と考えられる。
P(計画):引き続き経過観察を継続する。哺乳状況、排泄状況とあわせて全身状態を観察していく。
【異常がある場合のアセスメント例】
S(主観的情報):母親「昨日から熱があって、おっぱいをあまり飲みません」
O(客観的情報):体温38.2℃。大泉門が陥没している。尿量少ない(6時間で1回のみ)。皮膚の乾燥あり。体重減少12%。活気やや低下。
A(アセスメント):発熱と哺乳不良により脱水症状を呈していると考えられる。大泉門の陥没、尿量減少、体重減少12%から中等度の脱水が疑われる。早急な水分補給が必要である。
P(計画):直ちに医師に報告し、輸液などの治療を開始する。バイタルサイン、尿量、体重、大泉門の状態を頻回に観察する。

原始反射の確認
原始反射は、新生児が生まれつき持っている無意識の反応で、赤ちゃんが外の世界で生き延びるために必要な大事な機能やねん。実習では、原始反射を確認することで、赤ちゃんの神経系の発達が正常かどうかを評価できるんや!


原始反射とは?
原始反射は、赤ちゃんが生まれつき持っている自動的な反応で、脊髄や脳幹によってコントロールされています。これらの反射は、赤ちゃんが外の世界に適応して生きるために必要な機能です。
【原始反射の重要性】
- 生存のため:母乳を探して吸う、危険から身を守るなど、生きるために必要な反応
- 発達の指標:神経系が正常に発達しているかを評価できる
- 成長に伴う変化:大脳が発達すると徐々に消失していく(正常な発達の証)
実習でよく確認する主な原始反射
新生児の実習では、以下の原始反射を確認することが多いです。それぞれの反射の意味と確認方法を覚えておきましょう!
| 反射名 | 確認方法 | 正常反応 | 消失時期 |
|---|---|---|---|
| モロー反射 | 頭を15cm持ち上げて急に落とす、または大きな音を立てる | 両腕を広げて指を伸ばし(第I相)、その後抱きつくように腕を内側に曲げる(第II相) | 生後4〜6ヶ月 |
| 吸啜反射 (きゅうてつはんしゃ) |
口腔内に指や乳首を入れる | 強く吸い付く動作をする | 生後4〜6ヶ月 |
| 口唇探索反射 (ルーティング反射) |
頬や口の周りに軽く触れる | 刺激した方向に顔を向け、口を開けて乳首を探す動作をする | 生後4〜6ヶ月 |
| 把握反射 (手掌把握反射) |
手のひらに指を当てる | ぎゅっと握り返す | 生後3〜4ヶ月 |
| 足底把握反射 | 足の裏(足趾の付け根)に指を当てる | 足の指を曲げて握るような動作をする | 生後9〜12ヶ月 |
| 歩行反射 (足踏み反射) |
腋窩を支えて立たせ、足を床につけて前傾させる | 両足を交互に動かして歩くような動作をする | 生後2ヶ月 |
| 陽性支持反応 | 腋窩を支えて立たせ、足底に体重をかける | 足趾が背屈し、下肢が硬くなって起立するような状態になる | 生後2ヶ月 |
| ガラント反射 (体幹弓反射) |
腹臥位で、脊柱の外側に沿って上方にこする | 刺激された側を凹側にして体幹を弓状に曲げる | 生後4〜6ヶ月 |

原始反射の異常所見
原始反射は、正常な発達の指標となる重要なサインです。以下のような場合は、神経系の異常が疑われます。
原始反射の異常サイン
- 出現するべき時期に反射が見られない
- 新生児期にモロー反射や吸啜反射が全く見られない
- 神経系の未発達や中枢神経障害の可能性
- 左右差がある
- 片側だけ反射が弱い、または出現しない
- 腕神経叢損傷や片麻痺の可能性
- 消失するべき時期に残存している
- 生後6ヶ月を過ぎてもモロー反射が残っている
- 大脳の発達遅延や脳性麻痺の可能性
- 反射の反応が異常に弱い、または過剰
- 筋緊張の異常(低緊張または高緊張)の可能性
原始反射確認時の注意点
実習で原始反射を確認する際は、以下のポイントに注意しましょう。
- 赤ちゃんの状態を確認する
- 覚醒時(授乳前の機嫌の良い時)に確認する
- 泣いている時や眠っている時は避ける
- 空腹時や満腹直後も避ける
- 環境を整える
- 暖かく静かな環境で行う
- ベッドや安全な台の上で実施する
- 優しく丁寧に実施する
- 強い刺激は避ける
- 赤ちゃんに声をかけながら行う
- 安全を最優先にする(特にモロー反射は頭を支える)
- 正確に記録する
- どの反射を確認したか
- 反応の程度(正常、弱い、強い、なし)
- 左右差の有無
実習で役立つ原始反射の覚え方
原始反射を覚えやすくするために、機能別に分類して覚えるのがおすすめやで!
【哺乳に関する反射】
- 口唇探索反射:乳首を探す
- 吸啜反射:乳首を吸う
→ 赤ちゃんが母乳を飲むために必要な反射
【防御に関する反射】
- モロー反射:危険を察知して抱きつく
- 把握反射:しがみつく
→ 赤ちゃんが身を守るための反射
【運動に関する反射】
- 歩行反射:歩く準備
- 陽性支持反応:立つ準備
- ガラント反射:体幹の動き
→ 将来の運動発達の基礎となる反射

臍帯の観察
臍帯(さいたい)、つまり「へその緒」は、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる時に栄養や酸素をもらっていた大事な管やねん。出生後は役目を終えて自然に乾燥して取れるんやけど、その過程で感染のリスクがあるから、しっかり観察とケアが必要なんや!


臍帯の構造と役割
臍帯は、赤ちゃんのおへそと胎盤をつなぐ血管で、以下の3本の血管で構成されています。
- 臍帯静脈 1本:母体から赤ちゃんへ酸素と栄養を運ぶ
- 臍帯動脈 2本:赤ちゃんから母体へ老廃物を運ぶ
出生後、臍帯は2箇所をクランプで留めて、その間を切断します。赤ちゃんのおへそには、2〜3cmの臍帯断端が残り、これが自然に乾燥して脱落するまで観察とケアが必要です。
臍帯脱落までの経過
臍帯は時間の経過とともに、以下のように変化していきます。
| 時期 | 臍帯の状態 | 観察ポイント |
|---|---|---|
| 出生直後〜24時間 | 湿潤、やや青白い プラスチッククランプで固定 |
・出血の有無 ・クランプの位置 ・臍帯血管の確認(動脈2本、静脈1本) |
| 生後2〜3日 | 乾燥が進む 色が茶色〜黒色に変化 |
・乾燥の程度 ・臭いの有無 ・臍輪部の発赤・腫脹の有無 |
| 生後5〜10日 | さらに乾燥 ミイラ化 |
・脱落の兆候 ・出血・浸出液の有無 ・感染徴候 |
| 生後7〜14日 | 臍帯脱落 | ・脱落部位の状態 ・出血・滲出液の有無 ・完全な乾燥まで観察継続 |
| 脱落後1〜2週間 | 完全に乾燥 臍窩(おへそのくぼみ)形成 |
・完全な治癒の確認 ・肉芽形成の有無 ・臍ヘルニアの有無 |

臍帯の消毒とケア方法
臍帯を清潔に保ち、感染を予防するためのケア方法を説明します。
臍帯消毒の手順
【必要物品】
- 消毒用アルコール(イソプロピルアルコール、エタノール)
- 綿棒
- 必要に応じて:臍ガーゼ、テープ、乾燥剤(亜鉛華デンプン)
【消毒のタイミング】
- 1日1回、沐浴後に実施(最も効果的)
- おむつ交換時に汚染があった場合
- 医師の指示がある場合はそれに従う
【消毒の手順】
- 手指衛生を行う
- 赤ちゃんを仰向けにする
- 臍帯周囲を観察する
- 発赤、腫脹、膿、出血、臭いの有無を確認
- 綿棒に消毒液をたっぷり浸す
- 臍帯の付け根を丁寧に消毒する
- 臍帯断端と皮膚の境界部分(臍輪部)を中心に
- 臍帯血管(動脈2本、静脈1本)の開口部も確認
- 汚れがある場合は、綿棒を替えて再度消毒
- 乾燥剤を使用する場合は散布する
- 必要に応じて臍ガーゼで保護する
- 現在は「ドライケア(乾燥させる)」が主流
- ガーゼは使わないことが多い
- おむつは臍帯を覆わないように着ける
臍帯の異常所見とトラブル
臍帯に異常が見られた場合は、早急に医師に報告する必要があります。以下の異常サインを見逃さないようにしましょう。
| 異常所見 | 症状 | 原因・対応 |
|---|---|---|
| 臍炎 (さいえん) |
・臍輪部の発赤、腫脹 ・膿性の分泌物 ・悪臭 ・触ると痛がる(啼泣) ・発熱することもある |
【原因】細菌感染(ブドウ球菌、大腸菌など) 【対応】すぐに医師に報告。抗菌薬投与が必要 |
| 臍出血 | ・臍帯断端からの出血 ・脱落時の少量出血は正常 ・持続的な出血は異常 |
【原因】血液凝固異常、臍帯の不完全な乾燥 【対応】圧迫止血、医師に報告 |
| 臍肉芽腫 | ・脱落後に赤いぶつぶつした肉芽が形成 ・滲出液が出る ・なかなか治らない |
【原因】臍帯脱落が遅れた場合に形成されやすい 【対応】硝酸銀による焼灼治療 |
| 臍ヘルニア (でべそ) |
・臍が前方に膨隆 ・啼泣時に増大 ・触ると柔らかい |
【原因】臍輪の閉鎖不全 【対応】1歳までに自然治癒することが多い。圧迫療法を行う場合もある |
| 臍帯ヘルニア | ・臍帯内に腸管が脱出 ・出生時から存在 ・透明な膜で覆われている |
【原因】先天性の腹壁異常 【対応】緊急手術が必要 |

実習で役立つ臍帯観察のポイント
実習で臍帯を観察する際は、以下のポイントを意識しましょう。
【毎日の観察ポイント】
視診(見る)
- 臍帯の色(青白い→茶色→黒色への変化)
- 乾燥の程度(湿潤→乾燥→ミイラ化)
- 臍輪部の発赤・腫脹の有無
- 分泌物の有無(膿、血液、滲出液)
触診(触る)
- 臍帯の硬さ(柔らかい→硬い)
- 臍輪部の熱感の有無
- 圧痛の有無(触ると泣く?)
嗅診(においをかぐ)
- 悪臭の有無(感染のサイン)
記録
- 日齢と臍帯の状態を関連付けて記録
- 異常所見は必ず医師に報告
実習記録の書き方例
【正常な場合】
S:母親「臍帯のケアは沐浴後に毎日やっています」
O:日齢5日。臍帯は乾燥が進み、茶褐色でミイラ化している。臍輪部の発赤・腫脹なし。分泌物なし。悪臭なし。クランプは臍輪から1.5cm離れた位置で固定されている。
A:臍帯は順調に乾燥しており、感染徴候は認めない。日齢相応の経過である。
P:引き続き1日1回の消毒を継続する。脱落時期と脱落後の状態を観察する。
【異常がある場合】
S:母親「昨日から臍のまわりが赤くなってきた気がします」
O:日齢7日。臍帯はまだ湿潤で黒色化していない。臍輪部に発赤・腫脹あり(直径約2cm)。黄色い膿性分泌物が少量付着。悪臭あり。体温37.8℃。
A:臍炎が疑われる。感染徴候(発赤・腫脹・膿・悪臭)が認められ、発熱もある。早急な治療介入が必要である。
P:直ちに医師に報告し、指示を受ける。抗菌薬投与が開始される可能性あり。バイタルサインと全身状態を頻回に観察する。

実習で使える観察チェックリスト
実習では、日齢に応じて観察項目が変わってきます。このチェックリストを使って、観察漏れを防ぎましょう!
日齢別観察チェックリスト
| 日齢 | 重点観察項目 | 特に注意すること |
|---|---|---|
| 日齢0〜1 | ✓ バイタルサイン(特に呼吸・体温) ✓ 全身状態(活気・皮膚色) ✓ 臍帯(出血・クランプ位置) ✓ 原始反射 ✓ 排尿・排便の有無 ✓ 哺乳状況 |
・呼吸・循環の安定 ・低血糖の予防 ・胎便の排出確認 ・24時間以内の排尿確認 |
| 日齢2〜3 | ✓ バイタルサイン ✓ 体重測定(生理的体重減少の計算) ✓ 新生児黄疸の出現 ✓ 便の色(胎便→移行便) ✓ 臍帯の乾燥状態 ✓ 哺乳量・哺乳力 |
・生理的体重減少のピーク ・生理的黄疸の出現 ・移行便への変化 ・脱水の早期発見 |
| 日齢4〜7 | ✓ バイタルサイン ✓ 体重測定(回復傾向の確認) ✓ 黄疸の程度(クラマー法) ✓ 便の色(正常便への変化) ✓ 臍帯(脱落時期・感染徴候) ✓ 皮膚の状態(落屑・発疹) |
・体重回復の確認 ・黄疸の評価 ・臍炎の予防 ・新生児落屑 |
| 日齢8〜14 | ✓ バイタルサイン ✓ 体重測定(出生時体重への回復) ✓ 黄疸の消退確認 ✓ 臍帯脱落後の状態 ✓ 哺乳確立の評価 ✓ 母子相互作用 |
・出生時体重への回復 ・黄疸の消退 ・臍肉芽腫の有無 ・母乳育児の確立 |

まとめ|新生児観察で押さえる5つのポイント
ここまで新生児観察について詳しく解説してきましたが、最後に絶対に押さえておくべき重要ポイントをまとめます!
新生児観察で押さえるべき5つのポイント
- バイタルサインは新生児の正常値を把握する
- 体温:36.5〜37.5℃、心拍数:110〜160回/分、呼吸数:30〜60回/分
- 新生児は血圧測定をしないことを理解する
- 異常値を見逃さず、早期に医師に報告する
- 生理的体重減少は計算式で正確に評価する
- 減少率(%) = (出生時体重 – 現在の体重) ÷ 出生時体重 × 100
- 正常範囲は5〜10%、生後3〜5日がピーク
- 10%を超えたら脱水を疑い、医師に報告
- 新生児黄疸はクラマー法で評価する
- 生理的黄疸は生後2〜3日に出現、1〜2週間で消失
- 頭部→体幹→四肢への進行を観察
- Zone 3(臍レベル)以下に進行したら医師に報告
- 便の変化で消化機能を評価する
- 胎便(黒緑色)→ 移行便(黄色混じり)→ 正常便(黄色泥状)
- 白色便は胆道閉鎖症を疑う緊急サイン
- 便の回数・性状・色を毎日記録する
- 感染徴候を見逃さない
- 臍炎:発赤・腫脹・膿・悪臭の4徴候
- 皮膚:チアノーゼ、黄疸の増強、発疹
- 全身状態:哺乳不良、活気低下、発熱、無呼吸

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→ Zone分類と対応がわかる! - ✅ 便の変化チェック表
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最後に
新生児観察は、母性看護学実習の中でも特に重要なスキルです。最初は覚えることが多くて大変かもしれませんが、この記事で解説した内容を一つずつ確実に身につけていけば、必ず自信を持って実習に臨めるようになります。
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