【看護学生必見】ビリルビン代謝を完全図解!国試に出る肝臓の働き
「ビリルビン代謝って、何回勉強しても頭に入らへん…」「抱合型と非抱合型の違いがわからん!」そんな悩みを抱えてる看護学生さん、めっちゃ多いんやで。
実は、ビリルビン代謝は国家試験でも頻出やし、実習でも肝機能を評価する時に絶対必要な知識なんや。でも安心してな!この記事では、複雑なビリルビン代謝を図解でわかりやすく解説していくで!

肝臓についてもイラスト見ておいて!

こんな悩み、ありませんか?

- ビリルビンの抱合型と非抱合型の違いがわからない
- 肝臓でどんな処理が行われているのかイメージできない
- 国試の問題で「直接ビリルビン」「間接ビリルビン」って出てくるけど混乱する
- 黄疸の種類とビリルビンの関係が整理できない
- 実習で肝機能の検査値を見ても、何を意味してるのかピンとこない


この記事でわかること
この記事で学べる内容
- ビリルビンとは何か?その役割と重要性
- ビリルビン代謝の全体像を図解で理解
- 抱合型・非抱合型ビリルビンの違いと特徴
- 肝臓での処理プロセスを段階的に解説
- 国試に出るポイントをしっかり押さえる
この記事は前編として、ビリルビン代謝の基礎をしっかり理解してもらう内容になってるで。後編では、黄疸の種類や国試頻出の検査値について詳しく解説するから、両方読んでもらえたら完璧や!

ビリルビンって何?まずは基礎を理解しよう
ビリルビンの正体
ビリルビンは、赤血球が寿命を迎えて壊れる時に作られる、黄色い色素なんや。赤血球の寿命は約120日で、毎日たくさんの赤血球が体内で分解されてるんやで。


ビリルビンが作られる場所
ビリルビンは主に脾臓(ひぞう)で作られるんや。古くなった赤血球が脾臓で壊されて、ヘモグロビンが分解される時にビリルビンが生まれるんやで。
赤血球からビリルビンができるまで
- 赤血球が寿命(約120日)を迎える
- 脾臓で赤血球が分解される
- ヘモグロビンが分解される
- ビリルビンが生成される
ビリルビンの2つのタイプ
ビリルビンには、大きく分けて2つのタイプがあるんや。これが国試でもめっちゃ重要なポイントやで!
| 種類 | 特徴 | 別名 |
|---|---|---|
| 非抱合型ビリルビン | 水に溶けない 肝臓で処理される前の状態 |
間接ビリルビン |
| 抱合型ビリルビン | 水に溶ける 肝臓で処理された後の状態 |
直接ビリルビン |

なぜ「抱合」が必要なのか?
非抱合型ビリルビンは水に溶けへんから、そのままやと体の外に出せへんねん。そやから、肝臓で「抱合」っていう処理をして、水に溶ける形に変える必要があるんや。
→ 水に溶けない → 尿に出ない → 脳に入りやすい(脂溶性)抱合型ビリルビン(直接ビリルビン)
→ 水に溶ける → 尿に出る → 脳に入りにくい(水溶性)


ビリルビン代謝の流れを図解で理解しよう

※上記イラストを参照しながら読み進めてください
ビリルビン代謝の全体像(5つのステップ)
ビリルビン代謝は、大きく分けて5つのステップで進んでいくんや。一つずつ見ていこうな!
| ステップ | 場所 | 何が起こる? |
|---|---|---|
| ①生成 | 脾臓 | 赤血球が壊れてビリルビンが作られる →非抱合型ビリルビンが生成 |
| ②運搬 | 血液中 | アルブミンと結合して肝臓へ運ばれる ※水に溶けないので、タンパク質にくっついて移動 |
| ③抱合 | 肝臓 | グルクロン酸抱合が行われる →抱合型ビリルビンに変化(水に溶ける形へ) |
| ④排泄 | 胆管→腸 | 胆汁の一部として腸管へ排泄される 腸内細菌でウロビリノーゲンに変化 |
| ⑤最終処理 | 腸・腎臓 | ・大部分→ステルコビリン(便を茶色くする) ・一部→再吸収されウロビリン(尿を黄色くする) |

肝臓での抱合プロセスを詳しく見てみよう

肝臓は、ビリルビン代謝の最重要ポイントなんや!ここでの処理がうまくいかんと、黄疸が起こってしまうねん。
肝臓での抱合プロセス3ステップ
- 取り込み:非抱合型ビリルビンが肝細胞に取り込まれる
- 抱合:グルクロン酸転移酵素の働きでグルクロン酸と結合
→抱合型ビリルビンに変化 - 分泌:抱合型ビリルビンが胆汁として胆管へ分泌される


腸肝循環:一部は再利用される
実はな、腸に排泄されたビリルビンの一部は、腸肝循環っていう仕組みで再び肝臓に戻ってくるんや。
| 物質名 | どこで? | どうなる? |
|---|---|---|
| ウロビリノーゲン | 腸内 | 腸内細菌が抱合型ビリルビンを分解して生成 大部分→ステルコビリンへ 一部→再吸収 |
| ステルコビリン | 腸内→便 | 便を茶色くする ※これが便の色の正体! |
| ウロビリン | 腎臓→尿 | 尿を黄色くする ※再吸収されたウロビリノーゲンが酸化 |
→閉塞性黄疸を疑う!尿の色が濃い茶色→ウロビリンが増えている
→肝障害や溶血を疑う!

抱合型・非抱合型ビリルビンの違いを完全理解!

国試で絶対出る!2つのビリルビンの違い
抱合型と非抱合型の違いは、国家試験でめっちゃよく出るポイントや!この表をしっかり覚えといてな!
| 項目 | 非抱合型ビリルビン (間接ビリルビン) |
抱合型ビリルビン (直接ビリルビン) |
|---|---|---|
| 生成場所 | 脾臓(赤血球分解) | 肝臓(抱合処理後) |
| 水溶性 | 水に溶けない(脂溶性) | 水に溶ける(水溶性) |
| 尿への排泄 | 尿に出ない | 尿に出る |
| 血液中の運搬 | アルブミンと結合して運ばれる | そのまま運ばれる |
| 脳への影響 | 血液脳関門を通過 →核黄疸のリスク⚠️ |
血液脳関門を通過しない →脳障害のリスク低い |
| 測定方法 | 間接法で測定 | 直接法で測定 |
| 正常値 | 0.2〜0.8 mg/dL | 0.0〜0.4 mg/dL |

なぜ「直接」「間接」って呼ばれるの?
「直接ビリルビン」「間接ビリルビン」っていう名前、不思議やと思わへんかった?実はこれ、測定方法から来てる名前なんや。
→ 水に溶けるから、試薬を加えると直接反応して測定できる間接ビリルビン(非抱合型)
→ 水に溶けないから、アルコールなどを加えて処理してから測定する
→ 間接的に測定する
※つまり、測定方法の違いから名前がついたんやで!


核黄疸(ビリルビン脳症)とは?
非抱合型ビリルビンは脂溶性やから、血液脳関門を通過して脳に入り込んでしまうことがあるんや。特に新生児は要注意やで!
核黄疸(ビリルビン脳症)の危険性どんな時に起こる?
- 非抱合型ビリルビンが20 mg/dL以上に上昇した時
- 特に新生児は血液脳関門が未発達で危険⚠️
症状は?
- 脳の基底核(特に大脳基底核)に沈着
- けいれん、筋緊張異常、聴覚障害
- 重症の場合、脳性麻痺などの後遺症
予防法は?
- 光線療法(ビリルビンを分解)
- 交換輸血(重症の場合)

覚え方のコツ
最後に、抱合型・非抱合型を簡単に覚えるコツを教えるで!
簡単!語呂合わせで覚えよう非抱合型(間接)の特徴
「ヒホウ(非抱)は水に沈まず、脳に浮かぶ」
- 水に溶けない
- 脳に入る(脂溶性)
- 尿に出ない
抱合型(直接)の特徴
「ホウゴウ(抱合)は水に溶けて尿に出る」
- 水に溶ける
- 尿に出る
- 脳に入らない

前編のまとめ
ビリルビン代謝の重要ポイント総復習
ここまで、ビリルビン代謝の基礎について詳しく解説してきたで!最後に重要ポイントをもう一度おさらいしようや!
前編で押さえるべき5つのポイント
- ビリルビンは赤血球が壊れてできる黄色い色素
→脾臓で生成され、肝臓で処理される - ビリルビン代謝は5つのステップ
→生成→運搬→抱合→排泄→最終処理 - 非抱合型(間接)と抱合型(直接)の違い
→水溶性、尿への排泄、脳への影響が異なる - 肝臓での抱合が最重要
→グルクロン酸と結合して水溶性に変化 - 非抱合型は脳に入る危険性
→核黄疸(ビリルビン脳症)のリスク

国試で狙われやすいポイント
| 頻出テーマ | 押さえるべきポイント |
|---|---|
| 抱合型・非抱合型の違い | ・水溶性の有無 ・尿に出るか出ないか ・脳に入るリスク |
| 肝臓での処理 | ・グルクロン酸抱合 ・肝細胞での取り込み→抱合→分泌 |
| 腸肝循環 | ・ウロビリノーゲン→ステルコビリン(便) ・ウロビリノーゲン→ウロビリン(尿) |
| 新生児黄疸 | ・非抱合型ビリルビンの上昇 ・核黄疸のリスク ・光線療法の適応 |


後編では、こんな内容を解説するで!
後編の内容をチラ見せ!
- 黄疸の3つのタイプ(閉塞性・肝細胞性・溶血性)
→それぞれの特徴と見分け方を完全解説! - 検査値の読み方(総ビリルビン・直接/間接ビリルビン)
→正常値と異常値、どの黄疸で何が上がるか? - 国試過去問題を使った実践演習
→よく出る問題パターンと解き方のコツ - 実習で使えるアセスメントポイント
→患者さんの観察項目と看護のポイント

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最後に
ビリルビン代謝は、最初は難しく感じるかもしれへんけど、一度流れを理解したら、めっちゃシンプルやねん。図や表を何度も見返して、自分の頭の中でイメージできるようになるまで復習してな!



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