【看護学生必見】かず学長ってどんな人?熱血看護師のリアルストーリー
こんにちは、看護学生の皆さん!Nurse Path+を運営している「かず学長」です。看護学生向けオンラインスクールの学長という肩書きで活動していますが、実は私も皆さんと同じように、看護学生時代は勉強に悩み、実習でつまずき、何度も挫折しそうになった一人です。今回はそんな私の歩んできた道のりと、なぜ看護学生のサポートに情熱を注いでいるのかをお話ししたいと思います。

現在は8年目を迎えたオンラインスクール「Nurse Path+」の運営、マインヘルスケア株式会社の看護学生支援事業部のプロジェクトマネージャー、看護師コミュニティの運営など、多方面で活動しています。2025年秋には書籍の出版も予定しており、東京ビッグサイトで開催される「ナース祭り」のイベント実行委員も務めています。
でも、そんな今の私があるのは、看護学生時代の苦い経験があったからこそ。そこから学んだことが、今の活動の原動力になっているんです。


看護学生時代の私 – 勉強が苦手だった過去
看護学校に入学した当初の私は、勉強が大の苦手でした。解剖学や生理学の専門用語の多さに圧倒され、テストの度に一夜漬けで乗り切る毎日。授業中も集中できず、友達と遊んだりゲーム(特にモンスターハンター!)に熱中したりすることも珍しくありませんでした。
中には授業をサボったり、学校から抜け出したりすることもあったんです。「どうせ自分には向いていないんじゃないか」と何度も思いました。
看護学生時代の私のダメっぷり
- 授業中にこっそりゲーム
- 友達と遊びまわる日々
- テスト前だけの一夜漬け勉強
- 授業をサボることも…
そんな生活を続けていた結果、ついに訪れた危機。一教科で再試験になってしまったのです。さらに実習では、評価が61点とギリギリ合格。このままでは看護師になれないどころか、看護学校すら卒業できないかもしれない状況に追い込まれました。

「このままじゃアカン!」って思って必死に勉強しようとしたんやけど、何から手をつければええかもわからへんかった。わからんことを先生や実習先の看護師さんに聞いても「そんなことは自分で調べなさい」って言われるばっかり。もっと思考のプロセスを教えて欲しかったんやけどなぁ…
転機と自分なりの勉強法発見
「このままではダメだ」と思った私は、必死に勉強を始めることにしました。しかし、何をどう勉強すればいいのかもわからない。わからないから質問しても「そんなことは自分で調べなさい」と門前払い。
私が本当に欲しかったのは、「魚をくれ」ではなく「魚の釣り方を教えてくれ」ということ。つまり、答えではなく、考え方を教えてほしかったのです。
そんな時、ある先輩との出会いが私の人生を変えました。その先輩は私に勉強法だけでなく、看護の面白さを教えてくれたのです。知識を暗記するのではなく、「なぜそうなるのか」「どうしてそうなっているのか」という思考プロセスを重視した勉強方法を学びました。

その後、勉強法を変えたことで、テストの成績は徐々に上がり、実習でも高評価をもらえるようになりました。しかし同時に、「なぜもっと早く出会えなかったのか」「なぜこういう勉強法を学校では教えてくれないのか」という疑問も生まれました。

私が実践した効果的な勉強法
- 暗記より理解を重視:単語を覚えるのではなく、「なぜそうなるのか」を考える
- 関連づけて学ぶ:解剖学と生理学、病態をつなげて理解する
- アウトプット重視:学んだことを人に説明してみる
- 図解・イラスト活用:視覚的に理解することで記憶に定着
- 反復学習の工夫:同じ内容を違う角度から何度も学ぶ

こうして私は何とか看護学校を卒業し、無事看護師国家試験にも合格。看護師としてのキャリアをスタートさせることができました。しかし、この経験から「解剖学を面白く教えてくれる人、看護を楽しく学べる環境がもっとあれば、看護学生はもっと成長できるのに」という思いが心の片隅に残りました。
看護師として気づいた教育の課題
晴れて看護師になったものの、学生時代に感じた「もっといい教育方法があるはず」という思いは消えることなく、むしろ臨床の現場で働くことでより強くなっていきました。
看護師2年目のある日、私の勤務する病院に看護学生が実習に来ました。その学生を担当した先輩看護師の一言が、私の人生を大きく変えることになります。

あの子看護学生やんな・・なんでアセスメントができひんの?
看護師向いてないんちゃう?
今度言ったろうかな・・

その言葉を聞いた瞬間、私の中で何かが「カチッ」とはまりました。そしてブチギレました!
アセスメントができないのは学生が悪いのではなく、教える側の問題ではないか?看護の経験が少ない学生に、いきなり高度なアセスメントを求めるのは酷すぎるのではないか?
私は過去の自分の姿をその学生に重ね合わせていました。学生は適切な指導があれば必ず成長します。私自身がそうだったように。


当時の私は思い切って先輩看護師に反論し、その学生のサポートを買って出ました。思考の過程を一つひとつ丁寧に説明し、アセスメントの手順を具体的に示すと、学生は見る見るうちに成長していったのです。
私が気づいた看護教育の課題
- 答えだけを求め、思考プロセスを教えない指導
- 「わからないこと」を聞きにくい環境
- 失敗を許さない空気感
- 暗記重視で理解を軽視する傾向
- 「自分で調べなさい」で終わる指導
この経験から、私は「もっと多くの看護学生を助けたい」「看護を学ぶ楽しさを伝えたい」という思いを強くしました。学生時代の自分のような悩みを抱える学生たちのため、気軽に質問できる環境、思考プロセスをしっかり教えてくれる場所が必要だと確信したのです。
そして「もし学生時代にこういう兄ちゃんがいてくれたら、もっと楽しく勉強できたのに」という思いが、Nurse Path+を立ち上げる原動力となりました。

Nurse Path+の設立と初期の挑戦
看護師として働きながらも、「看護学生をサポートしたい」という思いは日に日に強くなっていきました。そして23歳の時、大きな決断をします。それは、看護学生のためのオンラインスクール「Nurse Path+(ナースパスプラス)」の立ち上げでした。
当時はまだオンライン教育が今ほど一般的ではなく、特に看護学生向けのサービスはほとんど存在しませんでした。「本当にこんなことで学生の役に立つのだろうか」「ちゃんと続けていけるのだろうか」という不安は尽きませんでした。

せやけど、その2人が「めっちゃわかりやすかった!」って言うてくれて。それが何よりの原動力になったわ。
看護師の仕事と並行しながらのスクール運営は想像以上に大変でした。授業の準備、教材作成、学生との個別面談、そしてSNSでの発信…すべてを一人でこなしていました。それでも、学生たちの「わかった!」という表情を見るたびに、この道を選んで良かったと感じていました。

看護学生の悩みに寄り添うサービス設計
Nurse Path+を設計する上で最も大切にしたのは、「自分が学生時代に欲しかったサービス」であること。24時間いつでも質問できる環境、思考プロセスをしっかり教えてくれる講義、一人ひとりに合わせた学習プランなど、私自身が看護学生時代に求めていたものを形にしました。
Nurse Path+設立時のこだわりポイント
- 24時間質問できる環境:「わからない」をそのままにしない
- 思考プロセスを重視した指導:答えではなく考え方を教える
- 個別最適化された学習計画:一人ひとりに合った勉強法を提案
- アウトプット重視の学習:理解度を高める工夫
- 親しみやすい雰囲気づくり:質問しやすい環境の整備
特にこだわったのは「親しみやすさ」です。私自身、看護学生時代は「質問すると怒られるのでは」「バカにされるのでは」という恐怖から、わからないことを質問できずにいました。そんな思いをする学生を一人でも減らしたい。そんな思いから、敢えてカジュアルな関西弁での授業や、フランクな雰囲気づくりを心がけました。

最初は生徒も少なく、本当に続けていけるのか不安な日々もありました。しかし、一人また一人と口コミで広がり、徐々に生徒数は増えていきました。そして、最初の国家試験シーズンを迎えることになります。
心理カウンセラー資格の取得 – 専門的知識でのサポートを目指して
看護学生の支援を始めて間もなく、私はある課題に直面しました。それは、学生たちが抱える悩みが単なる「勉強法」だけではなかったことです。進路の不安や人間関係のストレス、自己肯定感の低下など、心理的な側面の課題も多く見られました。
「もっと専門的な知識で学生さんをサポートしたい」。そんな思いから、私は臨床心理カウンセラーの資格取得を決意しました。単に「勉強ができるようになる」だけでなく、看護学生が抱える心理的な課題にも適切に対応できる支援者になりたいと考えたのです。

心理カウンセラーの勉強を通じて、傾聴技法やストレスマネジメント、レジリエンス強化など様々な心理的アプローチを学びました。これらの知識は看護学生へのサポートに大いに役立ちました。
心理カウンセラーとしての視点が活きるポイント
- 効果的な傾聴:学生の本当の悩みを引き出す技術
- ストレスマネジメント:実習や試験前のストレス軽減法
- 自己肯定感の向上:小さな成功体験を積み重ねる支援
- モチベーション維持:長期的な目標設定と達成感の味わい方
- 対人関係のサポート:チーム内でのコミュニケーション改善

例えば、テスト前に極度の不安を感じる学生には単なる勉強法だけでなく、呼吸法やマインドフルネスなどのリラクゼーション技術も伝授。実習グループでの人間関係に悩む学生には、アサーティブコミュニケーションのスキルを教えるなど、心理面からのアプローチも取り入れました。

この心理カウンセラーの視点は、Nurse Path+のサポート体制にも大きく反映されています。単なる勉強会やテスト対策ではなく、学生一人ひとりの心理状態に配慮したきめ細やかなサポートを心がけています。
心理面のサポートが重要な理由看護学生は、高度な専門知識の習得と同時に、患者さんの命と向き合うという重圧も感じています。学習面だけでなく心理面でのケアがあることで、健全な状態で学びを深め、将来のバーンアウト予防にもつながります。
Nurse Path+の実績と成長
設立から1年後、最初の国家試験シーズンを迎えました。少数ながらも熱心に取り組んでくれた生徒たち。彼らの成績や理解度は確実に上がっていましたが、それでも緊張と不安は拭えません。そして、待ちに待った国家試験の合格発表の日。

この成功体験が大きな自信となり、Nurse Path+はその後も着実に成長を続けていきました。口コミで評判が広がり、2年目、3年目と生徒数は増え続けました。そして8年経った今では、これまでに800名以上の看護学生をサポートしてきたほどになりました。
Nurse Path+の8年間の実績
- 国家試験合格率:7年連続90%以上を維持
- サポート人数:延べ800名以上の看護学生
- サポート満足度:アンケートでは満足度100%を達成
- 継続率:一度入会した生徒の90%以上が卒業まで継続
- リピーター率:卒業後も後輩を紹介してくれる卒業生多数
特に誇りに思っているのは、「一度国家試験に落ちた学生」の合格率です。一般的に、国家試験の再受験者の合格率は30〜40%程度と言われています。しかし、Nurse Path+では再受験者であっても90%以上の合格率を達成しています。


Nurse Path+の充実した講師陣
設立当初は私一人で運営していたNurse Path+も、現在では総勢20名を超える看護師チームに成長しました。特筆すべきは、講師陣やサポートスタッフ全員が看護師資格を持っているということ。「看護師だからこそわかる」視点で、看護学生や看護師の皆さんをサポートしています。
講師は全員が現役看護師。病院や施設で働きながら、最新の医療現場の知識や経験を学生に還元しています。臨床経験豊富な看護師だからこそ、教科書には載っていない実践的なアドバイスや、実習でのリアルな状況対応も教えることができるのです。

認定看護師や、特定行為研修修了者など、専門性の高い看護師も多数在籍。様々な分野のスペシャリストが、それぞれの得意分野を活かした講義や個別指導を行っています。

また、チームには私と同様に心理カウンセラーの資格を持つ看護師も複数在籍。学習面だけでなく、精神的なサポートも充実しているのが特徴です。24時間LINEサポートも複数の看護師が交代で対応することで実現しています。

Nurse Path+が提供する価値
Nurse Path+が8年間も支持され続けている理由は、単なる「国試対策」だけではありません。看護学生の「学び方」そのものを変え、看護の面白さを伝えているからこそ、長く支持されているのだと思います。
Nurse Path+が提供する価値 | |
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24時間LINEサポート | いつでも質問できる環境で「わからない」をそのままにしない |
個別コンサルティング | 一人ひとりの弱点やライフスタイルに合わせた学習プラン |
オンライン勉強会 | 解剖学・生理学をわかりやすく解説、アウトプット中心の学習 |
AIチャットボット | 夜中でも疑問をすぐに解決できる看護特化型AI |
コミュニティ | 同じ悩みを持つ仲間と繋がり、孤独感を解消 |
単なる「勉強を教える場所」ではなく、看護学生の「心の支え」となれるような存在でありたい。それが私のNurse Path+に対する想いです。

現在の多彩な活動
Nurse Path+の運営が軌道に乗った現在、私の活動範囲はより広がりを見せています。「看護学生のサポート」という軸はそのままに、様々な形で看護教育や看護師支援に携わっています。
看護協会の依頼から小中学生に対して看護師とはどういう職業なのかと言う伝える。お仕事であったり、地域の方に対して、健康活動大切さを伝える活動も行っております!!!

看護協会からの依頼があったときには、ほんまに驚いたで!
僕の出身は滋賀なんやけど、滋賀の公式広報のチラシにも載ったことがあるで!
しがでナースる!~看護の魅力!情報発信事業~
マインヘルスケア株式会社での活動
現在、私はマインヘルスケア株式会社の看護学生支援事業部のプロジェクトマネージャーとして活動しています。個人での活動だけでなく、企業のバックアップを受けることで、より多くの看護学生にリーチできるようになりました。

社長の西山さんとも、これからもナースまつり等イベント頑張っていきます。本当に感謝しております!個人の活動では難しかった大規模なイベントができるようになったんや!!より多くの学生さんに質の高いサポートを提供できるようになったのは大きな変化やね。
企業との連携により、オンラインのみならず、リアルな場でのイベントや講演なども積極的に行うようになりました。東京ビッグサイトで開催される「ナース祭り」のイベント実行委員も務め、多くの看護学生や看護師との交流の場を創出しています。

オンラインでも他の交流の場って提供してるんですか?

もちろんやってるで!
2025年の4月には、僕がオーストラリアにワーキングホリデーに来ていることもあり、現地の看護師さんと日本の看護師、看護学生さんを繋げたいと思って、オンライン上にイベント作成したで!!
延べ46人の人が参加してくれました。ほんまにありがとうございます!

看護師コミュニティの運営
看護学生だけでなく、現役看護師の支援も行っています。特に「燃え尽きない看護師になるためのコミュニティ」の運営には力を入れています。
このコミュニティでは、看護師が日々の業務で感じるストレスや悩みを共有し、互いにサポートし合える場を提供。また、キャリアアップのための情報交換や、新しい看護技術の学び直しなど、看護師が長く働き続けるための支援を行っています。


今では約30名近い人がコミュニティーに参加しております!
認定看護師で話が毎月聞けたりだとか、看護師が病まないように、毎月1回の心理カウンセラーサポートもやってるで!

介護タクシー事業の立ち上げ
看護の知識を活かしながら、医療と介護の連携を強化するという視点から、介護タクシー事業の立ち上げにも関わりました。看護師としての知識や経験が、医療機関と自宅の移動という場面でも活かせると考えたからです。
事業所のページに飛びます

この事業を通じて、看護師のキャリアの多様性や、地域医療における看護師の役割の重要性を再認識しました。また、看護学生に対しても「病院以外でも活躍できる場所がある」というメッセージを伝えることができています。
イベント実行委員としての活動
2023年から「ナース祭り」のイベント実行委員を務めており、特に2024年には東京ビッグサイトでのイベントを成功させました。このイベントには2,000名を超える看護師や看護学生が参加し、看護の魅力や最新の看護技術を伝える場となりました。
イベントではブース出展やセミナー講義だけでなく、セミナーブースや交流ブースの司会も担当。多くの看護師や看護学生と直接交流する機会を持つことで、現場の声を直接聞くことができました。


その感想、ほんまにありがとう!!
そこで講義ができたおかげで、出版の話にもつながったやんや!
ナースまつり運営のの皆様、ほんまに心から感謝してます!!
SNS運営・デザイン活動
看護教育の現場では、わかりやすく情報を伝えることが何よりも大切。その考えから、SNSでの情報発信やデザイン活動にも力を入れています。看護学生向けの解剖学や生理学の図解、国試対策のポイントなどを、視覚的にわかりやすく伝えるコンテンツ作りを行っています。
SNS運営実績
- Instagram:看護学生向けの勉強法や解剖学図解を投稿
- TikTok:短時間で学べるワンポイント解説動画
- YouTube:詳しい解説講義や勉強法指導
- 公式LINE:看護学生向けのタイムリーな情報提供

また、教材やウェブサイト、名刺などのデザイン制作も手がけており、看護の専門知識とデザインスキルを組み合わせた活動を展開しています。
趣味と息抜き – 漫才活動
仕事だけでなく、趣味の活動も大切にしています。実は毎週第3金曜日には、長者町で漫才活動も行っているんです!看護師の視点から見た医療現場の面白エピソードや、看護学生あるあるなどをネタにした漫才は、医療関係者だけでなく一般の方にも好評をいただいています。


この漫才活動は単なる息抜きではなく、「わかりやすく伝える」という看護教育のスキルアップにもつながっています。人を惹きつけ、記憶に残る話し方や表現力は、看護学生への指導にも大いに役立っています。
これからの取り組み
2025年秋には、看護学生向けの書籍出版も予定しています。これまで8年間のNurse Path+での指導経験を元に、看護学生が本当に必要としている知識や勉強法をまとめた一冊です。
また、AIの認定講師としての資格取得も目指しています。看護教育にAIを活用することで、より多くの学生にパーソナライズされた学習体験を提供することが目標です。

これからの展望と看護学生へのメッセージ
8年間の看護学生支援活動を通じて、多くの学生が看護師への道を歩む姿を見てきました。そして、看護教育の現場にはまだまだ改善の余地があると感じています。これからも「学生に寄り添った看護教育」を追求し続けていきたいと思っています。
看護教育の未来へ向けて
これからの看護教育では、単なる知識の暗記ではなく、「考える力」や「アセスメント力」を養うことが重要です。そのためには、教える側と学ぶ側の関係性も変わっていく必要があります。
これからの看護教育に必要なこと
- 思考プロセスを重視した指導:答えではなく考え方を教える
- 多様な学習スタイルへの対応:一人ひとりに合った学び方を提供
- テクノロジーの活用:AIなど最新技術を教育に取り入れる
- 実践と理論の融合:現場で活きる知識・技術の習得
- 心理的安全性の確保:質問しやすく失敗を恐れない環境づくり
特に力を入れていきたいのは、「看護の楽しさ・奥深さを伝える」ということ。看護は単なる「仕事」ではなく、人の人生に深く関わる尊い「専門職」です。その魅力をもっと多くの看護学生に伝えていきたいと思っています。

看護学生へのメッセージ
最後に、今この記事を読んでくれている看護学生の皆さんへメッセージを送らせてください。

今、看護学校で勉強している皆さん。辛いこと、大変なこと、いっぱいあると思うねん。僕自身も同じ道を通ってきたから、その気持ちめっちゃわかるで。でもな、「わからない」は恥ずかしいことやない。むしろ「わからない」と認めて、それを解決しようとする姿勢こそが成長の証なんや。国試に落ちても、実習でつまずいても、それはあなたが「看護師に向いていない」ということでは絶対にない!ただ、まだ自分に合った勉強法や考え方に出会えてないだけかもしれへん。
看護師になる道は一つじゃない。自分のペースで、自分なりの方法で進んでいってええねん。そして何より、「一人じゃない」ってこと、忘れんといてな。僕や同じ志を持つ多くの仲間が、いつもあなたを応援してるで!
看護学生時代は確かに大変です。しかし、その先には「誰かの人生を支える」という、かけがえのない仕事が待っています。今の努力は、必ず未来のあなた自身と、あなたが関わる多くの患者さんの笑顔につながります。
私自身、問題児だった看護学生から、800人以上の看護学生を支援するまでになりました。皆さんにも無限の可能性があります。あきらめず、自分らしい看護の道を歩んでいってください。
かず学長からのエール「勉強法がわからない」「実習が不安」「国試に自信がない」そんな悩みを抱える看護学生の皆さん。一人で抱え込まず、ぜひ周りを頼ってください。看護は一人では完結しない仕事。学ぶ過程でも、きっと誰かの助けが力になります。Nurse Path+も、そんな皆さんの強い味方でありたいと思っています。
まとめ:学生時代の挫折が今の原動力に
長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。私がこうして看護学生の支援に情熱を注ぐのは、自分自身が看護学生時代に悩み、苦しんだ経験があるからこそ。その経験があったからこそ、今の活動があります。
皆さんの中にも、今は苦しいと感じていることが、将来誰かの力になる経験に変わるかもしれません。一緒に看護の世界を、もっと温かく、もっと学びやすい環境にしていきましょう。

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