【看護師体験談】医療的ケア児の修学旅行に同行|広島3日間
先日、大阪府立東住吉支援学校(学校名は掲載の許可をいただいています)の高等部3年生の修学旅行に、看護師として同行してきました。行き先は広島、期間は3日間です。
この記事では、医療的ケアが必要な生徒さんと一緒に旅をして感じたこと、事前準備、そして僕がこれからやっていきたいことをお伝えします。看護学生さん、学校の先生、保護者のみなさん、フリーランスに興味のある看護師さんにも読んでもらえたら嬉しいです。
かず学長医療的ケア児の修学旅行に看護師として同行した3日間
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同行したのは約5名の生徒さん
今回の修学旅行には、医療的ケアが必要な生徒さんが約5名参加していました。僕はそのうちの1名を担当しました。その生徒さんは、酸素ボンベを携えての旅行です。
痰の吸引や注入(経管栄養)など、日常のケアを旅先でも続けながら、一緒に過ごしました。






出発前の準備が当日の安心をつくる


出発前に学校へ伺い、本人の様子を見ながら先生方と打ち合わせをしました。確認した内容の一部がこちらです。
📝 ポイントまとめ(出発前の準備)
- 酸素ボンベはホテルにも予備を手配してもらう
- アンビューバッグが使える状態か確認する
- 本人の様子を見ながら、先生方と事前に打ち合わせをする
こうした確認を一つひとつ積み重ねて、当日を迎えました。旅先では「いつもの環境」がありません。だからこそ、準備の段階でどれだけ備えられるかが大切になります。
旅の流れとケアの様子


| 日程 | 主な行程 | ケアのポイント |
|---|---|---|
| 1日目 | 広島到着、原爆ドーム周辺を散策 | 移動の合間に吸引・注入を実施 |
| 2日目 | 車椅子で厳島神社を観光、近くの水族館へ | ケアを続けながら、本人のペースで見学 |
1日目:広島到着、原爆ドーム周辺へ


広島に到着して、原爆ドーム周辺を散策しました。移動の合間に必要な吸引や注入を行い、ケアをしながら旅を続けます。夜は、ほかの生徒さんたちと一緒にお風呂に入りました。
2日目:厳島神社と水族館


車椅子で厳島神社を観光しました。ご本人がとても頑張っていて、笑顔がたくさん見られた一日でした。近くの水族館も一緒に見ることができました。
夜はこの日も、みんなで一緒にお風呂です。笑顔がこぼれる、いい時間でした。



学校の先生からいただいた言葉と、今回学んだこと
先生からのフィードバック
旅行のあと、先生からうれしいお言葉をいただきました。内容をまとめると、次のとおりです。
✅ 先生からいただいた感想(要約)
- 普段は疲れて3日連続の登校も難しい生徒さんが、旅行中はとても安定して元気に過ごせた
- クラスで振り返ったとき、同行した看護師の存在が大きかったという話になった
この言葉に、胸がいっぱいになりました。
今回の3日間で学んだこと


現在は訪問看護師として働いていますが、これまでの病院での経験がすべて詰まった3日間でした。人工呼吸器、酸素、吸引など、一つひとつの経験が現場で活きました。






| 活きた経験 | 今回の場面 |
|---|---|
| 人工呼吸器・酸素の管理 | 酸素ボンベを携えた移動、ホテルでの予備の手配 |
| 吸引 | 観光の合間の痰の吸引 |
| 経管栄養(注入) | 旅先での日常ケアの継続 |
これからのこと:看護師が学校行事や外出に届く道をつくりたい
医療的ケアが必要なお子さんは、実はたくさんいます。ただ、病院などに勤務している看護師は、学校行事や外出にまで手を差し伸べるのがなかなか難しいのが現状です。
だからこそ、僕たちのようにフリーランスで動ける看護師が、こうした場に目を向けたいと思っています。看護の技術を必要としている学校や現場へ、看護師が届く動線をつくっていきたいです。
Nurse Path+としても、こうした活動をこれからもずっと続けていきたいと思っています。
📝 この記事のまとめ
- 広島3日間の修学旅行に、医療的ケアが必要な生徒さんを担当する看護師として同行した
- 酸素ボンベの予備手配やアンビューバッグの確認など、事前準備が当日の安心につながる
- 病院での経験が、旅先でもそのまま活きた
- 看護師が学校行事や外出に届く動線を、これからもつくっていく











